海事分野WG
海事分野WG
活動目的
船舶におけるサイバーセキュリティ対策の充実・強化に向けて、現状の課題や取り組むべき方策や方向性について幅広く検討・議論することを目的とする。
活動内容
近年、低軌道衛星の普及により、船陸間の衛星通信は飛躍的に進展し、船舶ネットワークは多様な陸上システムとの接続が拡大しており、これに伴い、サイバーリスクの脅威も複雑化・高度化していくと考えられています。
こうした状況を踏まえ、本ワーキンググループでは以下の観点に重点を置いて活動を進めます:
- 船舶のIT・OTシステムを含むサイバーセキュリティのベストプラクティスの共同検討
- 国際船級協会連合(IACS)のサイバーセキュリティに関する統一規則への実務的な対応策の検討
船舶システムの課題ポイント
- ネットワーク機器の管理
- システム構成図の整備
- 通信データ量の増加への対応
- 船外から持ち込まれるUSBの利用
- OS、ソフトウェアの最新化
WG実施要領
- 四半期間にWGを開催し、選定したテーマに関し検討・議論する。
- WGの選定テーマに合わせて進行役を決めWGを運営する。
- テーマの内容によってはWGを複数回継続し検討・議論する。
- WGへの参加者はテーマに応じて適任者を選べる事とする。