IT-OT連携WG
IT-OT連携WG活動概要
活動目的
鉄道OTシステムは重要インフラに指定されているものの、リレーの集合体から始まり、閉域網であったことから、その多くはサイバー攻撃を想定されてこなかった。しかしソフトウェアやハードウェアの汎用機採用が進み、ネットワークも拡大するなど、IT技術の浸透が進んでいる。
そのため、各社の現状、共通課題などからリスクを認識し、対策事例などから、OT系のセキュリティ対策についてのベストプラクティス抽出を目指す。
活動方針
- 各社IT、OT担当出席の上、テーマに基づき、参加メンバで討議を行う(リモート開催、ベンダー主催では未実施)
- 得られた運営知見を主査会社で整理し、ベストプラクティス作成を目指す
- 得られた知見を運営委員会及び総会インプットする
令和5年度(2023年度)運営方針
- 年度内に2~3回、WG会合を開催する。
- 価値を見出すため、「ベストプラクティス」提示を目指す。
令和5年度(2023年度)IT-OT連携WGの成果
実施時期・方式 / 内容
第0回(2023年6月) / 様式:アンケート
内容:IT側/OT側の参加状況、希望テーマ、今後の希望開催方式など、WGに関する調査や希望集約
第1回(2023/9/19)(リモート) / 様式:講演会
テーマ:「事例から考えるIT-OT連携のセキュリティについて」
講演者:トレンドマイクロ株式会社様
第2回(2023/12/1)(リモート) / 様式:講演会
テーマ①:「OTサイバーセキュリティの最新動向」
講演者①:フォーティーネットジャパン合同会社様
テーマ②:「制御システムにおけるセキュリティの動向と対策」
講演者②:日本電気株式会社様
第3回(2024/2/14)(リモート) / 様式:グループディスカッション
テーマ:平時・有事におけるITとOTの連携について
令和5年度は、アンケートに加え3回の開催とした。オンライン中心で講演会とグループディスカッションを行った。